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リハビリについて/ボナペティ閉店について

子供の頃、ふざけていた事が原因で、左腕(肘のあたり)を骨折したことがあります。
その時の激痛は、もちろん辛かったのですが、むしろ本当に辛かったのはその後でした。
左腕にはギブスがはめられ、日常生活もままならず、学校の体育の授業は参加できず、掃除の時間も机と椅子を片付けるのも誰かにやってもらっておりました。何とも惨めな思いをしました。
ギブスを付けていたのは一か月ぐらいでしょうか。外してこれで晴れて完治、というわけでは当然なく、外しても無理に動かすと痛みが生じ、また、今まで使っていなかったこともあり、握力もなくなってました。
そこから週1回か2回、病院にリハビリに通い(これが結構痛くて辛い)、最終的に完治したと言えるまで、3、4ヵ月ぐらいかかったでしょうか。
とにかく、もうあんな体験は二度としたくないですね。

首都圏でも緊急事態宣言が明け、ようやく先週から楽器の練習を再開しました。
私の自宅環境ではサックスは練習できないので、やれ自宅で配信や、ネットセッションだのを横目で見ながら、私は堂々とサボっておりました。実に約2ヵ月。
久しぶりに楽器を吹くので、楽しみと不安がありましたが、やはりと言うか、当然と言うか、全然ダメでしたね。
何が厳しいか、ある程度は予想していたのですが、それが的中しました。
一番は口の周りの筋肉の衰えです。
サックスは管楽器、吹奏楽器ですので、口にくわえて息を入れるのですが、それがくわえ続けらないという(笑)
音の振動に耐えられないのです。
それと息、腹筋の弱さ、安定した呼吸ができない、特に吸う事ができない。
指の動きはとりあえず少しやれば大丈夫かな...という感じでした。
前向きに開き直って、レベル1、初心に帰った感覚なので、練習が楽しい事は楽しいです。
予定しているライブ(あればの話ですが)は少し先なので、それに向けて、段階を経て取り戻していこう(というか再構築かな)と思います。

*

ライブハウスも徐々に営業再開の嬉しいニュースがある中、つい先日、今までお世話になっていた中延のボナペティが、5月いっぱいで閉店という、とても残念なニュースがありました。
https://www.bonappetit-live.com/
ボナペティではレギュラーカルテットでの出演、また、別バンドのTOKYO KAISEKI BOWIEでは何回か数えきれないぐらい、出演させてもらい、大変お世話になりました。ジャムセッションも楽しませて頂きました。

広いスペースですが、サックスはマイクなしでもよく響き、普通のジャズのライブハウスではないような、とてもゴージャスな空間でした。
HPのお知らせにあるとおり、またいつの日か、どこか別の場所で営業を再開する考えとのことなので、それを信じ、それまでは新事業での成功を切にお祈り申しあげます。

ボナペティ出演時の動画を抜粋して掲載します。
もしよろしければぜひご覧ください。







それ以外も、ボナペティで録画した動画はたくさんありますので(カメラがちょうどいい場所に置けるスペースがありました)、ご興味ある方は↓のリンク先からご覧ください。
(TOKYO KAISEKI BOWIEの動画は、ほぼボナペティでの演奏です)
https://www.youtube.com/channel/UCJ578g-Cf6MmtWEFW8sEN0w
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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

ライブについて 本日の一枚■Joshua Redman / Spirit Of The Moment: Live At The Village Vanguard

先週、歯医者へ行きました。
やはりこの時節ですので、受診前に、看護士(歯科衛生士が正しいか)から「検温させてください」と。
「あ、はい」と答えた瞬間、近未来の小型レーザー銃みたいなもので、首をピッと撃たれる。
本物のレーザー銃だったら即死の距離。必殺仕事人も働き方改革となるお手軽さ。
水銀の体温計が懐かしい...

「はい、ありがとうございますー」

そういえば、体温なんてここ数年、下手したら数十数年測ったこと事がないです。
幸運にも今まで私は入院経験がなく、インフルエンザにもかかったこともありません。
その日も、もちろん元気満タンでしたが、もしかしたら...?とちょっと緊張しました。
いやいや、まさか有り得ない。
うーん、一体何度だろう...??と思った矢先、

「はい、じゃあお口開けてください」
「.......はい」

何も言われず、何事もなく、検診が始まったので、とりあえず体温はOKだったという事でしょう。
でも何℃だったかはちょっと気になりましたが。

*

今夜、首都圏でも緊急事態宣言の解除となりましたが、ライブハウスの営業も解禁になったのかな...?
宣言前もありましたが、この先もしばらく、無観客でライブ配信をするミュージシャンもいることでしょう。
ジャズはライブ中に目の前のお客さんに向かって、「イエー!のってるかーい!」と言うようなノリの音楽ではありませんが、お客さんが黙って聴いていても演者側は、「集中して聴いてくれてるな、嬉しいな」、と感じる時や、「ちょっと散漫になってるかな?あ、携帯触りだした(泣)」と、悲喜こもごもある訳です。これも含めてライブの醍醐味なのかな、と。
そのお客さんのプレッシャーがない方が、伸び伸び演奏できるからいい、という方、カメラの向こうで世界中の人が見てくれてるだろうからライブと変わらないいう方、人それぞれでしょうが...難しいところですね。

昔はライブを聴くのはよいですが、ライブアルバムを聴くのはあまり好きではなかったです。
臨場感があると言いますが、音がよくないし、特にジャズですとソロが長いせいか、どうしても飽きがきてしまいます。
しかしこのアルバムは別。
以前にも紹介したかもしれませんが、もう大御所と言っていいのでしょうか、ジョシュア・レッドマンの、数々のジャズミュージシャンの名演を生んだ老舗のライブハウス、ヴィレッジ・バンガードでのライブアルバムです。
この時まだ若干、25、6歳でしょうか。しかし、チャーリー・パーカー、ソニー・ロリンズ、ジョン・コルトレーンといった、それまでのジャズサックスのレジェンドのスタイルを、普通の凡人であれば、そのどれか一つを一生かけて習得するのを、ジョシュアはこの若さで全てを会得し、さらに自分の個性もプラスさせています。
また、このライブアルバム、当然、観客を入れての録音なのですが、え?これ仕込み?と思うぐらいお客さんが盛り上がっております。それに応え、ジョシュア始めメンバー達が、さらにノリノリに盛り上がる。
素晴らしい演奏、構成も隙がなく、お客さんの盛り上がり、ライブの理想形とも言える作品です。
(ちょっとMy one and only loveだけはいただけないけど)

あ、それと私のライブ初体験は高校生の頃、ブルーノート東京でジョシュア・レッドマンという罰当たり者でした。

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マスクマン 本日の一枚■I CALLED HIM MORGAN 私が殺したリー・モーガン

もうほぼ夏の暑さですね。
おとといの土曜日に、だいぶ伸びて暑苦しくなってきたので、髪を切りました。
この状況下ですが、行きつけの美容院が営業していて助かりました。
サッパリして、帰りにドラッグストアに寄ると、入って直ぐに「マスク」「おひとりさま一点限り」の文字が飛び込む。
私は花粉症で、マスクのストックがかなりあったのですが、それでもここ最近は毎日のようにしていると、そのストックにも底が見えつつありました。
しかし、うーん...国産とはいえ7枚500円。以前は30枚で5、600円だったような...
悩んだ結果、買ってしまいました。
もし「おひとりさま一点限り」がなければ、2つ買っていたかも。
買い占めする人を責められませんね。

*

前回のブログで、本を買っておきながら全く読んでいないものが何冊もあることを書きましたが、それは、少ないですがDVDも同じで、これは昨日ようやく見ました。
買ってから、また罰当たりな事に2年ぐらい放っておいていたと思います。

「I CALLED HIM MORGAN 私が殺したリー・モーガン」

日本語部分は、まるで007の副題のようなタイトルです。
リー・モーガンは若くして、いや、もうほぼ少年の頃から頭角を現した「超」がつくほどの天才ジャズトランペッターでしたが、その生涯はとても短く、33歳で亡くなってしまいます。
死因は、当時の奥さん(内縁の妻)に拳銃で撃たれたからです。
この映画は、主に当時共演していたミュージシャンなど、モーガンと親交のある人達のインタビュー形式が中心ですが、その中には死の原因でもある、奥さん、ヘレンにもインタビューしています。
この映画では音声のみですが、日本で殺人犯(ヘレンは裁判では最終的に過失致死になったようですが)のインタビューが映画になるのは、ちょっと考えにくいですね。
映画は前半、その夫婦が出会うまでの生涯をざっくりと追っています。
出会ってからは、モーガンがジャズ・ミュージシャンのご多分に漏れず、ドラッグにハマり、仕事を失うも、ヘレンは立ち直らせ、マネージャーとなり、家事など、何から何まで面倒を見るようになります。
ヘレンがかなり年上ということもありますが、恋人、夫婦というより親子みたいな関係のようにも見えます。
周りのミュージシャン達からも、とても良いカップルと見られていましたが、次第にリー・モーガンが、ヘレンに甘えきってしまったのでしょうか、度々浮気を重ね、ヘレンを大いに悩ませます。
そして、1972年2月19日、ジャズクラブ「スラッグス」で事件が起きます。
その現場にいたミュージシャン達(浮気相手も!)からも証言があり、かなり生々しさを感じます。

その他に、モーガンのライブ、テレビ出演の映像などもあります。
その部分は、もう少しじっくり長い時間かけて流してほしかったですが...
とはいえ、リー・モーガン好き、ジャズ好きには一度は見て頂きたい作品です。

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終わりなき掃除 本日の一枚■Lee Konitz & Red Mitchell / I Concentrate On You - A Tribute To Cole Porter

5月もまだ上旬ですが、急激に暑くなってきました。
先月までフリースを着て寝ていたのですが、今はTシャツ一枚で寝ております。

新型コロナウイルスも、一番悪い時期よりかは、少しづつですが良い方へ向かっているような気がしますが、とは言え、相変わらず演奏機会はないので、全く終わりの見えない部屋の片づけと掃除をしております。
しかし、片付けど片付けども部屋はキレイにならズ。
なぜに掃いても掃いてもホコリが溜まっていくのか...?一体こいつらはどこからやってくるのか...?
この無限に増殖するホコリは応用すれば世界のエネルギー問題も解決してくれるのではないか?
などと、下らないことを考えてしまいます。
まあ、原因は、元々部屋のキャパがとても狭いのにも関わらず、物が溢れているからでしょうが。
特にCD、それと本です。
一番の問題はCDなのですが、ちょっとまだ処分する気にはならないので、本は整理、処分を進めております。
しかしその本も、買っておきながら全く読んでいないものも何冊もあります。

この↓、ジャズサックスのレジェンド、リー・コニッツのインタビュー本もその一つです。
発売して直ぐに買っていたと思うので、罰当たりな事に、ほぼ4、5年ぐらい放っておいた事になります。
最近になってようやく少しずつ読み進めております。
自分はリー・コニッツに寡黙なイメージを持っていたのですが、実に多弁で500ページ近くもあります。
読み終わりましたら、このレビューも書こうかな、と思います。

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https://www.amazon.co.jp/dp/4907583443/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_iHbUEbQJKA2DW

そのリー・コニッツも先日、残念ながらコロナウィルスにより、帰らぬ人となってしまいました。
https://www.arban-mag.com/article/54117

長いキャリアなので、全作品は到底聴ききれないのですが、一番の名盤と言われているのは「Motion」でしょうか。
これは以前も、このブログでも書いたかもしれませんが、学生の頃、聴いていてさっぱりよく分かりませんでした。
最近、聴き返したのですが、やはりよく分かりませんでした(笑)

どちらかと言うと私の好みとしては、その「Motion」で聴かれるような鬼気迫るようなプレイではなく、このベースのレッド・ミッチェルとのコール・ポーター曲集のデュオアルバムでのプレイです。
元々のコニッツの、とても暖かい音色に流麗なフレーズ、無限に溢れ出てくるイマジネーションに、ミッチェルのベースが支えます。
お互いが寄り添い合い、コニッツも余程、機嫌が良かったのか、ミッチェルのソロの際には楽器を叩いたり、歌ったりしております。
ある意味、コニッツらしくないのかもしれませんが、「Motion」と比べ、角が取れ、とても良い意味で丸くなったプレイです。

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近況報告 本日の一枚■Marcus Miller / M2

久しぶりの更新です。
本来であれば、今はゴールデンウィーク真っ只中ですが、残念ながら昨今のコロナウィルスの影響で、自宅で過ごしている方々が多いかと思います。
私も大人しく自宅で自堕落な生活をおくっております。
ライブや演奏予定も当然といえば当然ですが全くなく、楽器もほぼこの一か月吹いておりません。
こんなにブランクが開くのは、もしかしたらサックス始めて以来初めてかもしれません...
ただ、コロナの以前から、ちょっと煮詰まっていたので、これを機に楽器から少し距離をおくのも良いのかな、と前向きに考えています。

*

家にいる時は、主に部屋の掃除(これが全く終わらない...)や、ダラダラとTVやyoutubeなど見て過ごしております。
それとインドアといえばゲームですが、好きなことは好きなのですが、これまでも、ついついやり過ぎてしまうので、少し控えておりました。
ただ、どうしても耐え切れず、先月とうとうスイッチ(ライト)本体と、信長の野望の最新作、「大志」を買いました。
信長の野望は、ドラクエ並に数十年の歴史がある、シミュレーションゲームで、私は小、中学生の頃、これで日本地図と戦国時代の歴史を覚えました。
昔の作品はよくやっていたのですが、ここ最近の作品は全くやっておらず、新しいシステムに戸惑いながらも、クリアすることができました。
(もう既に7、8回ぐらい...色々なシナリオや選ぶ大名によってシチュエーションが違うので飽きません)
そのエンディングで流れる曲が、なぜかMISIAが歌っているのですが、イントロでベースが荒ぶっていて、
「なんだこのベース!?マーカス・ミラーみたいだな」と思ったら、調べたら本当にマーカス・ミラーでした。
マーカスのベースにブラスセクションが入り、曲自体はとてもゴージャスで良いのですが、昔の信長の野望の作品しか知らない私としては、ちょっとゲームとはミスマッチな感じがしました。

それと、信長の野望や三国志シリーズに欠かせない、ゲームプロデューサーのシブサワ・コウが、趣味でベースを弾いているのも初めて知りました。マーカスの事もとても好きだとか。
詳細は下記リンク記事まで。
https://www.barks.jp/news/?id=1000144943

マーカスの特徴的なプレイであるスラップや、グルーブ感は、自分も、もしもベースが弾けたら、あんな風に弾きたいなーと思わせます。
この作品も若い時よく聴きました。
一曲目の「Power」のイントロ、こればかりを繰り返し聴いていた思い出があります。

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プロフィール

シンイツ

Author:シンイツ
うだつの上がらない、しがないサックス吹きです。
ジャズやポップスを中心に、主に都内、横浜市内でライブをやっております。

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