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忘れるということ 本日の一枚■John Scofield / Works for Me

人間は、辛いことや悲しいことがあっても、それらを緩和、克服する為に、忘れるようにできている、と、聞いたことがあります。

ただ、特に大して辛いことや悲しいことが、あった訳でもないのにも関わらず、最近の自分は、物忘れが年々ひどくなっているような気がします。
軽いもので、風呂場で顔を洗い、ふと少し考えごとをした後、「あれ?顔洗ったっけ...?」となる。
(同じパターンでシャンプーした後もあります)
先日はヘッドホンしたまま、ヘッドホンを探してしまいました。
(メガネメガネ...のあれ)
練習スタジオにもよく忘れものをしてしまい、翌日また取りに行く始末。
そして、とうとう、ついこの間ショックだったのが、持ち歩いていた譜面台を電車の中に忘れてしまいました。
もうどの時間や、車両に忘れたかも忘れたので、仕方なく買いなおしました。

そうなると、また新しいCDでも聴いてリフレッシュしたいところです。
最近は、たまに図書館も利用しております。
大きな図書館ではないので、あまり数もなく、既に持っているものも多いのですが、たまに、ちょうど90年代後半から00年代の、まだ再発されていない、「おお!これは昔、欲しかったやつ!」というような、掘り出し物もあります。
しかも無料。ありがたやありがたや。

ワン&オンリーのスタイル、ギターのジョン・スコフィールドの2001年の作品。
脇を固めるのは、サックスにケニー・ギャレット、ピアノにブラッド・メルドー、ベースにクリスチャン・マクブライト、ドラムにビリー・ヒギンズという、超超豪華メンバーです。
この面子で、どれだけ凄まじく、エグいプレイを聴かせてくれるのか!?
と、期待したのですが、全体的に内容は抑制がきいており、ちょっと肩透かし。
曲もオリジナルですが、スタンダードをモチーフにしたような曲もありそうな、シンプルなものが中心です。
ここまで書くと、平凡でつまらない評ですが、確かに第一印象は良くなかったです。
しかし、同じ曲を2回3回、聴メンバーの誰かひとりにフォーカスして聴くと面白いことが分かりました。
それがピアノでしたら、サックスがこう、ドラムがこうプレイすることにより、ピアノがこう鳴らすというのが、実に合理的で理路整然としており、これは超一流の面子同士だからこそ成せる技だと感じ、鳥肌ものでした。
そうした後に、また全体を聴くと、ああ、これはよく噛んでから味が分かるアルバムだな、と思いました。

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しかし、実はこれ、PCに取り込もうとした時に発覚したのですが、既にだいぶ前に一度借りていました...
完全に忘れておりました。
お金払わないと聴かないものですね(苦笑)
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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

いい○○の日 本日の一枚■Ambrose Akinmusire / Origami Harvest

立冬を過ぎましたが、今日は朝から暖かいですね。

11月は、11を「いい」と読んで、「いい○○の日」というのが、毎日のようにあるようですね。
ちなみに今日11月10日は井戸の日(いい井戸)のようです...

先日のロイ・ハーグローブの訃報に、「彼がいなかったら今の自分はいない」と哀悼のツイートをした、アンブローソ・アキンムシーレの新譜。
トランペットのリーダーアルバムはサックスに比べると、圧倒的に聴く機会が少ないのですが、この人のアルバムはリリースする度にチェックしております。
デビュー当時から、上手く表現はできないのですが、プレイ、楽曲共にちょっとこれはモノが違うぞ、という存在感を感じます。
前作のジャズの聖地、ヴィレッジバンガードのライブアルバムから一転、今作はジャズかヒップホップと言うべきか、今までにないような形容しがたいジャンルの音楽です。
ストリングスとラップ(朗読に近いかも)が、サウンドの中心となっているのですが、これがアキンムシーレのトランペットと見事にハマっております。
この発想、閃き、センスの高さ、嫉妬すら感じます。

ジャケットやプロモからもセンスの高さを感じます。

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近日のライブです。
もしよろしければどうか宜しくお願い致します。


■11/10(土) ※本日夜です!
御茶ノ水 KAKADO
http://www.kakado.jp/

『Mami & Satoko present おんがくのじかん vol.5 – 2018秋 -』
ハマレンジャー/Mami/マイアミ5/Satoko

佐藤麻美(vocal, guitar)
佐藤大朗(guitar)
川村信一(tenor sax)

Open 18:00 Start 18:30
charge ¥2,000 + order

音楽仲間であるマミさんとサトコさんのイベント、「おんがくのじかん」に出演します。
もう5回目となります。
今回はマミさん(mami)のサポートで数曲参加します(出番は4バンド中、2番目になります)。
アストラッド・ジルベルト&スタンゲッツよろしく、ボサノバ中心にお届けいたします。

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■11/15(木)
関内 アドリブ
http://www.jazz-adlib.info/

【QUARTET】
川村信一(tenor sax)
赤堀ひさし(piano)
大森哲也(bass)
川村成史(drums)

start 19:30
charge ¥2,000 + order

恒例のカルテットライブ!ジャズスタンダード中心にお届けいたします!

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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

ロイ・ハーグローヴ 本日の一枚■Herbie Hancock & Michael Brecker & Roy Hargrove / Directions in Music: Live at Massey Hall

ジャズ・トランペットのロイ・ハーグローヴが亡くなったそうです。
49歳。今年も来日していたかと思うのですが、どうやらずっと重い病気を抱えていたようですね。
自分の音楽仲間や、ツイッターなどでフォローしているたくさんのアーティストも皆、哀悼の意を表していました。
それだけ多くの人に慕われていたのでしょう。
今のジャズミュージシャンは50前後ぐらいが、一番脂の乗っている時期だと思うので、本当に残念です。

天才。
特にトランペットの天才と呼ばれるプレイヤーは往々にしてデビューは若くしてですが、自分がロイ・ハーグローブを知ったのは、恥ずかしながら、わりと遅く、このアルバムからでした。
ハービー・ハンコック!マイケル・ブレッカー!に、え?ロイ・ハーグローブ...?誰?
しかもマイルスとコルトレーンのトリビュート・アルバム。
そのマイルス役を担うとは、なんじゃいこの若者は、と思ったものです。
(自分はそれ以上に若者でしたが)
しかし、この巨匠二人に挟まれ、なおかつレジェンドのトリビュート曲にも臆せず、堂々たるプレイに驚いた記憶があります。

今日、移動中に久しぶりに通して聴きましたが、これは本当に凄いアルバム。
ハービーやブレッカーは言うまでもなく素晴らしいプレイヤーですが、いつも以上にアグレッシブでフリーキー。
そのきっかけを作り、刺激させているのは当時、30歳程のロイのプレイだと感じます。

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アルバムとベースとドラムが違いますが↓


近日のライブです。
もしよろしければどうか宜しくお願い致します。


■11/10(土)
御茶ノ水 KAKADO
http://www.kakado.jp/

『Mami & Satoko present おんがくのじかん vol.5 – 2018秋 -』
ハマレンジャー/Mami/マイアミ5/Satoko

佐藤麻美(vocal, guitar)
佐藤大朗(guitar)
川村信一(tenor sax)

Open 18:00 Start 18:30
charge ¥2,000 + order

音楽仲間であるマミさんとサトコさんのイベント、「おんがくのじかん」に出演します。
もう5回目となります。
今回はマミさん(mami)のサポートで数曲参加します(出番は4バンド中、2番目になります)。
アストラッド・ジルベルト&スタンゲッツよろしく、ボサノバ中心にお届けいたします。

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■11/15(木)
関内 アドリブ
http://www.jazz-adlib.info/

【QUARTET】
川村信一(tenor sax)
赤堀ひさし(piano)
大森哲也(bass)
川村成史(drums)

start 19:30
charge ¥2,000 + order

恒例のカルテットライブ!ジャズスタンダード中心にお届けいたします!

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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

敬老の日 本日の一枚■Charles Owens / Live at Smalls

敬老の日。
8月はとても長く感じたのですが、9月は、あっという間に半ばを過ぎました。

久しぶりにブログ更新です。
前回更新したのは、今月の1日で、その前の8月は全く更新しなかったので、
「よし、9月からは頻繁に更新しよう」
と、思っていたのですが、このザマであります。

最近買ったアルバム。
NYで活動しているサックスプレイヤー、チャールズ・オーウェンのピアノレスカルテットです。
同性同名のサックスプレイヤーがいらっしゃいますが...こちらは若い方です。
若い方、と書きましたが、ちょっと見ない間に、髭もじゃでイカツイ感じになっており、見た目、年齢不詳となっております。
この頃(5,6年前?)の彼はどこに...
 https://www.amazon.co.jp/Live-at-Smalls-Vol-1/dp/B000VMW7YE/ref=sr_1_1?s=music&ie=UTF8&qid=1537178833&sr=1-1&keywords=LIVE+AT+SMALLS+CHARLES+OWENS

安定のブランドレーベル、スモールズのライブアルバムであり、そして、これまた大好きなテナー、ジョエル・フラームも参加しており、サックス好きには間違いがない一枚かと思います。
スタンダード中心の構成ですが、即興的なインタールードが挟まれていたり、「いそしぎ」を真面目にやったかと思ったら(ちょっとミスマッチにも感じる)、レディオヘッドをやったりと(これは逆にハマってました)、バラエティに富んだ構成です。
でもやはり、初めと終わりのブルースの2曲。
おい、貴様、ジャズのテナーはこういう風にやるんだよ、と教えられた、というか、見せつけさせられたような2人の骨太なプレイです。

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震えて眠れ。


近日のライブです。
もしよろしければどうか宜しくお願い致します。


■9/21(金)
赤坂 カーサクラシカ
http://casa-classica.jp/
http://casa-classica.jp/event/%e5%a4%9c%e3%81%ae%e9%83%a8%e3%80%80%e3%83%95%e3%82%b8%e3%82%b7%e3%83%9e%e3%83%92%e3%83%ad%e3%83%9f%ef%bc%88%e6%9c%97%e8%aa%ad%ef%bc%89-2/?instance_id=2901483

【十六夜 MOON BLUE ~イザヨイ・ムーン・ブルー~】
フジシマヒロミ(朗読)
赤堀ひさし(piano)
川村信一(tenor sax)

開場/19:00  開演/20:00  閉店/22:30
お一人様:¥1,500(税込)  乳幼児:無料 小学生:半額
+ order

スタンダードJazzを、日本語で朗読します。赤堀さんのオリジナル曲で、海外の名作や新進気鋭作家の作品を朗読します。他に何が飛び出すかは当日のお楽しみ。川村さんのテナーサックスも必聴です。(お店のHPから)

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■9/23(日)
白楽 ブルースエット
http://www.jazz-bluesette.com/

朝野陽一(guitar)
川村信一(tenor sax)
竹下智博(bass)
池田岳紡(drums)

start 19:00
charge ¥2,000(テーブルチャージ込) + order

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

未発表録音 本日の一枚■John Coltrane / Both Directions at Once: The Lost Album

暑いですねι(´Д`υ)アツィー
久しぶりのブログ更新です。
一週間に一回は更新したいのですが、今月はワールドカップや、ウィンブルドンなどなどあったので、ちょっとサボリぎみ。

先月末、ジョン・コルトレーンの未発表録音のCDが発売されました。
直接見てはいないのですが、今回のこのアルバムは発売日前にテレビのニュースでも取り上げられたようです。
ジャズのニュースが、テレビに取り上げられるなんて、あのビンタ騒動以来かな...と(泣)。

今までも、コルトレーンの未発表録音は、たくさんありましたが、ここ最近はライブ録音ばかり。
それが今回はスタジオ録音、自分も早速購入しました。
当時、メンバー全員が忙しくしていた中での録音で、今回、息子のラヴィ・コルトレーンも、「試験的なセッションじゃないか?」と評していましたが、いやいや、かなりいいです、これ。
特に、名前も名づけられていない、「Untitiled original 11383,11386」。
どちらもソプラノでの演奏ですが、当時のバンドのクオリティの高さの充実ぶりがうかがえます。
なぜ、この2曲を、当時ライブでやっていなかったのかが不思議なくらいです。
(やっていたのかもしれませんが、録音が残っていない、という事です。これも探せばあるのかな...?)

何れにしても、今回のこの録音は、スタジオで録音後、コルトレーンが自宅で自分の演奏のチェックする為に、持ち帰った音源のようです。
そうなると、これ以外にももっとたくさん、録音が残されているのでは...?と思ってしまいます。
最近はマイルスやエバンスでもありましたが、これら未発表の音源の発売は、アーティストの死後になるのが大半ですので、発表は本人の本意ではない、という批判もあるかもしれませんが、あるのであれば聴きたい!というのが自分も含めてのファン心理ではないのかな、と思います。

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近日のライブです。
もしよろしければどうか宜しくお願い致します。


■7/15(日)
目黒 青猫
https://www.facebook.com/1blueiscat/

【一刀斎】
可世木唯以(guitar)
川崎総(bass)
片桐総(drums)
川村信一(tenor sax)

start 20:00
charge: 投げ銭

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■7/19(木)
関内 アドリブ
http://www.jazz-adlib.info/

【QUARTET】
川村信一(tenor sax)
赤堀ひさし(piano)
大森哲也(bass)
川村成史(drums)

start 19:30
charge ¥2,000 + order

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■7/22(日)
中延 ボナペティ
http://bonappetit-live.com/
http://bonappetit-live.com/schedule/2018/07/tokyo-kaiseki-bowie-voyager-program.html

★TOKYO KAISEKI BOWIE
クボノマサシ(piano)
川村信一(tenor sax)
関良平(bass)
渡辺隼人(drums)

◆INFORMATION
OPEN 18:30
LIVE 19:00~ 2セット・入替なし
CHARGE ¥2100(1ドリンク付)

副題はボイジャー計画。ボイジャー1号・2号によるNASAの宇宙探査計画の際、“地球の音”と題された銅板製のレコードが用いられ、それには世界55ヶ国の言語や音楽・イラストなどが収録された――そう、今回のライブはまさに集大成。これまでに行ったカバー中心のセットリストで、David Bowie、Marilyn Manson、Oasis、Charles Mingus、Nine Inch Nails、Bob Marley、Jimi Hendrix、Michael Jackson、Nirvana、The Rolling Stones、Pink Floyd、Steely Dan、Queen、Led Zeppelinなどの錚々たる名曲たちをサックス・フロントのカルテットで予定。
(お店のHPより)

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どうぞよろしくです。

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

プロフィール

シンイツ

Author:シンイツ
うだつの上がらない、しがないサックス吹きです。
ジャズ、ロックを中心に主に都内、横浜市内でボチボチですがライブをやっております。どうかかまってください...

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